家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

業者という「プロ」へのお父さんの見方

 薪づくりに北側敷地改造計画、それに施主作図をしていたこの頃、他に出来る事、しなければいけない事は薪ストーブについての事。知識は皆無、とりあえずネット検索をしていった。それを踏まえて、まずは業者の選定もした方が良い、と最寄の業者をあたってみる事にした。


 まずは、この家から最も近い業者。ここは、専業の薪ストーブ屋で地域でも有名な方だと思われる。事前に焚き付けから見せて欲しい事をお願いしてから伺った。そこで初めて燃えている鋳鉄製薪ストーブの実物を見た。これ以前に、一応ペレットストーブも検討してみた。薪ストーブの薪調達の大変さに不安があったから。薪と違って、ペレット使用なら燃料購入しか選択肢がなくペレットストーブは消極的だった。そういう事もあり、実際に稼働している薪ストーブを見て、お母さんと薪ストーブにする事を確認し合った。

対応も良い感じだ。後日に連絡を取り合って、現地に来てもらう事になった。

 が、返答がない。メールを送ったが一向に返信も電話もない。催促の電話をしたが、その後もその業者内で連絡不調。お父さんは、こういう業者は信用が持てない。忙しくて来れないのは仕方がない。その旨の連絡や相談さえしてくれれば良いのだ。しかし、それ自体がない。こういう所は、何かしらの問題などを起こす可能性を持っている、というのがお父さんの経験則。問題を起こしたくないから業者に依頼するのに、その業者が問題を起こすようでは意味がない。

 最有力候補業者への引っかかりから、他の兼業薪ストーブ業者もあたる事にした。そこの方の対応も良かった。ただ、薪ストーブの選択肢が限定的だった。それに、チムニー設置は強く推奨し、それを含めて
120万円はかかるとの試算。想定よりもチムニー設置の分、高い話。

「チムニー設置は、施主の費用負担で、薪ストーブ業者が施工しやすいようにしてあげるようなものだ」というネット知識。今思えば、チムニーの必要性をちゃんと説明してくれれば、話は違っていたかもしれない。しかし、「設置した方が良い」程度の説明のみ。煙突掃除も自社の売上にする、という腹積もりだったのだろうか。