ブログを書くこと -1-
子供たちへ
みんなで住んでいる今の家は、「伝統構法」という昔ながらの造り方をされている。これは、現代日本では非常に少数派の木造戸建て家屋での工法だ。
ほとんどの現代日本の木造家屋は「在来工法」と言う工法で建てられている。今の家に住むまでは、お父さんも「在来工法」の家しか知らず、「伝統構法」家屋と言えば、旅館であったり重要文化材であったりで身近ではなかった。
お母さんは団地で育ったから、また別の「壁式工法」だ。
結婚してからも、アパートやマンションなどで生活していたので、「伝統構法」の家に住むのはやはり今の家が初めてだ。
さて、何故こういう事を書き始めようとしたのかと言うと、口ではとても伝えられないと思っていたからだ。
では、何を伝えたいかと言うと、お父さんが思う「伝統工法」の良さなどや、少数派が故の難しさなど、そして出来ればこの家を継いで使っていく選択肢を持って欲しい、という想いなのだ。