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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

北側敷地の気になる木

 お父さんの気になる木、と言えばもう一つある。北側敷地改造の為に植えたシラカシだ。

 

 改めて書く。ドングリを平成25年晩秋にきょうこと拾いに行きお手製竹筒鉢植に植えて、翌春に芽が出て、翌々春に移植したものだ。目的は北側敷地改造計画の一環で傾斜地保全林にする為。

 移植した翌春手前、発芽から丸二年手前、ドングリ拾いしてから三年強、千差万別ながらほぼ皆育っている。

 

 最も高い樹高の株は70cm強にも達した。

 移植について書いた内容に掲載した写真の株がこれであり、その時で凡そ20cm。当時も一番の成長株であった事から、保全林として一番の期待を込めていた。その為、植樹場所は母屋擁壁間近の中央部。母屋勝手口から大体真っすぐに位置している場所だ。

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 保全林の為が一番の理由だが、そこに植えたもう一つの理由は陽が当たりにくい所だったから。シラカシは、陽当りの良さは絶対条件ではない樹木らしい。そうは言っても、陽が当たる方が良いには違いないと思う。生命力がありそうな成長株なら、陽当りの悪さを克服してくれるんじゃないか、と。期待通り。これで雑草には負けない。まぁ、元々雑草に生い茂る程の好条件ではない場所なので、負けていた時は無かったけども。

 ただ、この最高樹高の株は、その高さの割に幹は細めで葉ぶりも狭い。今冬にあった積雪の際には、その重みで結構曲がっていた。この調子で高くなってしまうと、家屋への障害木になるのかもしれない。その判断をした時は、伐倒して良薪に加工するつもり。

 

 最も葉ぶりが良い株は、樹高も同高二位で凡そ60cm。

 これもやはり移植の際には既に成長株の分類。高さや葉ぶりの良さもあるが、この株は幹が前出の株よりも太い。同じ積雪の際にもたじろいていなかった。保全林としては一番の期待株だ。移植場所は北側敷地傾斜部のど真ん中に位置している。

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 その他60cmと40cmクラスがそれぞれ二株、30cmは三株、20cmは八株。最高の70cmクラスは一年で3倍以上伸びているが、その他のいずれも2倍から3倍程度の成長具合だ。あまり陽が当たらない場所だと言うのに驚いた。

 

 でも、これ以外に10cm程度しか無いものが一株ある。移植した際にはもう少し低かったような気がするので、それなりには成長している。だが、厳しい。場所は、一年中少しも直射日光が当たら無さそうな所。だけども廻りは雑草等が生えて、放置していると埋もれて枯れてしまいそうな感じ。引き続き、雑草刈りが必須。

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 しかし、この雑草刈りが意外に曲者。いや、担当作業者が曲者であり、それはお母さん。単純作業だけど大変、大変だけど単純作業、というものは基本的にお母さんの仕事。

 このお母さんは、あのお母さんだ。雑草刈りでさえガキの使いレベルかそれ以下で、要領が分からなかったり失敗をする。ホームドラマや漫画での架空の人ではない。実在の大人の女性だ。あれだけ注意したのに、という特筆する失敗が株ごと刈ってしまった事。しかも二株。オチが読め過ぎて面白く無いギャグ漫画。

 

 カシ類は、幹と根の先端を切ってはいけないという。そこが成長点のようで、切られてしまうと横には伸びても先には伸びないと。

 事実、お母さんの失敗二株の内、竹薪棚の向こうで眼下の道との境界擁壁近くの西側の一株は刈られた所から伸びてはいない。刈られた箇所の高さも変わっていないような気がする。ただ、枝が上に向かって伸びている素振りが見える。もしかしたら、このまま成長してくれるのかもしれない。どういう樹形になるのかはさっぱり分からないけども。

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 そしてもう一株は姿形が見当たらない。お母さんが踏みつけた、という可能性を考えないようにすると、横にも伸びずに枯れてしまったと思われる。きっとそうだ、そうに違いない。

 この雑草刈り作業一回当たり、前期に半人工弱を要していた。家屋の主たる施工者のお父さんをこれに投じる、というのはやはり勿体ない。本当は、きっちりしているきょうこにしてもらいたいが、さすがにこれをしてもらうにはまだ幼い。次期の雑草刈りも引き続きお母さんに願う事になるか。だけど、今からとっても不安。悩ましい。

 

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