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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

期待と外れ

 やっと来た、天板巾木取付施工。この巾木にて、天板と壁との隙間を覆いつつ柱を含めた壁面の凹凸を吸収する。

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 先述通り、天板を差し込まざるを得なかった東側の一部柱以外は、柱側を温存。その為、巾木を切り欠いていく。

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 角部材も切り欠いていく。この角部材の切り欠きはソーテーブルがあっても面倒だったけども、無ければ相当に面倒で困難だったはず。「ソーテーブルを造っておいて良かったと思った」値の最高値更新。期待以上だったな。

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 それにしても、ホントに手間暇を掛けていると我ながら思う。偏に柱温存の為だが、それは何故かと言えば後世の為、きょうこかりょうすけの為であり、またその子孫の君達の為なのだ。

 恩着せがましいと思ってあまり直接的に書かないようにしていたが、この作業の手間暇に比して伝わら無さは高そうに思えて仕方が無く我慢出来ずに書く。お父さんの命日に久保田や山田錦とまでは言わない。毎年お盆時期にワンカップ大関2杯ぐらいのお供えは期待しているよ。

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 そんな事を考えながら、次は錆漆付け。

 漆は強力な接着力、陶器等の修復さえも出来てしまう。そういう想いがどこかにあって期待していたが、駄目だった。錆漆が滑る滑る。天板の漆が下地とは言えツルツル状態。専用のヘラを作ったり錆漆を配る為の袋を使ってみても、錆漆は乗せては取れて乗せては取れての繰り返し。

 期待していながら覚悟はあったので致し方無し、と一度で塗り付けられない事は諦める。錆漆硬化後に二度目を行う。一度目の分に引っ掛かって二度目が乗り易くなるだろうと。が期待外れ。一度目の錆漆までも取れてしまったりする。

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 今考えると、初期接着力がある米か小麦粉の糊を混ぜれば良かったかもしれない。しかし、その時は思い付かず。ここで身体を張る事を決意。以前に書いたコーキングの要領と同じく指を使う。と言っても流石に唾液は付けないが、指の腹で錆漆を直接乗せて均していく。指や手だけでなく爪の間にも錆漆がギッシリ詰まっていく。もう構わない、子孫の為ならエンヤコラ。

 案の定、後日身体が反応。指腹に膨疹が発生。ただ、何故か痒みとかは無かったので良かった。

 

 で、よくよく考えると、キッチン天板とかって子孫が使う事になるまで残らないような。良くて子世代までだな。ん~。柱温存は効果があって欠損部埋めをしなくて済むという影響は及ぼすと思うぞ。なので、一世代でワンカップ大関1杯ぐらいの検討は期待してみる。

 

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