家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

漆の需給と国防

 さて、漆とは何ぞや。以前にキッチン天板選定時の内容で触れた以外で、お父さんなりに学んだ事をかいつまんで書いてみよう。

 

 漆の用途と言えば食器や盆等の台所にありそうな用品や、木製小物や家具等の工芸品塗料として思い浮かぶのではないか。以前に書いたのは建材塗料として、実際に使用した内容として書いた接着材。そして、それ以外にもあるそうだ。

 薬。一体、どういう効能があるのだろう。

 食用油。驚き。固形状にして、必要な分を切り刻んで使ったそうで。

 仏像。刃物が発達する以前のお話。粘土で型作りして布地を覆い、それに漆を塗布して造られたりしたそうで。

 

 歴史も長いようで、縄文時代から使われていたそうだ。凄いね。当時の交易品とかにもなっていたかもなぁ。上記の用途とかこの歴史の事とかは、お父さんが購入した初心者向け書籍に書いてあった事だ。本施工において初めての書籍購入。あまりに未知な材料なので買ったわけだが、もう一つ理由がある。それは、漆業界の先行き不安。

 

 漆塗師の方を始め、漆に携わる方による発信は色々行われているようで、インターネット上でも当然然り。漆器等の漆に関連するお稽古事もある所にはあるそうで。自作の釣竿に塗られる方もおられたり。

 ただ、市場としてはかなり厳しい業界。昭和までは贈答品等で重宝された漆器の市場は、平成になってからのデフレ経済が主因、若しくはきっかけだと思うが斜陽らしい。お父さんの生活レベルだと漆器に触れる事なく成長した。或いは、触れた事があるのに気が付かなかったかもしれない。そう、ウレタン等の疑似漆器が溢れているのだ。お蔭で、赤と黒の艶々した汁物椀が数百円で手に入る。

 これを本物志向だとして一式揃えるとなると、相応の経済的覚悟を要する。これ附随した懸念材料がある。こういう時は決まってお母さんのお母さん、二人のお祖母ちゃんは「勿体ない」「どれでも一緒」「子供達が壊すから」等を言って嗜めて来る。これを丁重に払い除ける必要がある。そういう親に育てられたお母さんは何も特別じゃない。お父さんもそう。周りもそう。そういう人間が大人になった日本社会にて、漆が復活する事は極めて難しいと思う。

 

 先行き不安は需要面だけでは済まない。供給面でもだ。

 キッチン天板発注時にも触れた事だが、支那製漆は国内流通量の99%も占める。無理矢理作為的に個々人が生産する以外、このままだと国産漆は壊滅必至じゃなかろうか。

 さぁ、支那製品の不買運動中なのだから、国産漆を購入使用するのだ。と言いたい所だがこれは難しい。価格差が約5倍と大きいのだ。支那製が10円だとして国産や他国製が50円なら、迷わず支那製以外を買う。しかしこれが、10万円と50万円ならば話が変わって来る。不買運動に関わらずとも特性面から国産漆を検討する旨を以前に書いたが、部分的使用だけになりそうな方向。

 

 余談だが、不買運動をするのは非常に難しい。お金だけの話ではない。知らない、分からないで支那製等が購入品に含まれていたり、そのものだったりする。運動難易度は少しマシながら朝鮮半島製品も同じく。これに比べると、例えば自然素材を建材に使う方が遥かに簡単。中共政府が体制変換か崩壊し、大韓民国政府がまともな民主政体になるか、せめて両政府の歴史捏造活動が止まらないとお父さんは色々辛いのだ。

 小学校での歴史授業で、欧米列強が清に市場を求めに行き日本も遅れて進出した旨の内容があった。市場開放等を余儀なくされた清政府であったものの、清の人民が買わないようにすればいいんじゃないか。小学生のお父さんはそう考えた。

 いやいや、古今東西、一般庶民は生活防衛の為にも割安製品を求めるものなのだ。今のお父さんは分かる。大清帝国から見れば辺境後進国大日本帝国製であっても、繊維製品が欧米列強品より安いのに品質が高いとなると清の人民は受け入れた。そして列強から市場を奪っていく。そして欧米と対立し武力戦争に繋がっていく。何もこれは昔話に過ぎないだとは微塵も思っていない。これからも起こりうる事だ。お父さんは、現在は第一次世界大戦前の世界情勢に近いように考えている。

 

 話を戻して、支那製漆が日本の漆業界を支えている事は、門外漢のお父さんが見ても明白。これがこのまま続くとは限らない。禁輸だ。中共政府と外交的敵対関係になれば、何かのオマケかで漆も禁輸対象になるかもしれない。中共政府が対日戦でなくともどこかと対外戦、又は内戦に陥れば輸出したくとも出来なくなるかもしれない。その間、国内の漆業界は代替品で凌ぐのだろうが、それにより「漆じゃなくともいいじゃない」がさらに浸透するんじゃないか、とも。

 自国の不安定さを日本頼りにする大韓民国政府も嫌いだが、生き死にに関わる不安定視をさせる政体だから中共政府は特に嫌なのだ。お父さんが猟銃と狩猟ナイフにて武装を目指す動機は四足獣との格闘が勿論だが、いざとなった時に上陸して来た中共人民抑圧軍と戦う事への備えでも秘かにあるのだ。まぁ、スナイパーは生え抜きエリートらしいし、お父さんの今の年齢からすると良くて歩哨ぐらいしか出来ないかな。ははははは。ん、ぶっ飛んでるかな。

 

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