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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

「鉋道」:鉋の大量購入

 よし、中古鉋を買おうじゃないか。

 個人や業者等が物品を出品して、それをオークション形式にて落札購入するインターネットサイトがある。この利用をする事になるのだが、数点の写真と出品者の詳細ではない説明で判断しなければいけない。詐欺や、詐欺まがいの虚実告知に事実不告知があるらしい。過失によるものだと数知れずだろう。そんな事は周知の事実だと思うが、「あの安心なサイトで、あの鉋が安く手に入れられる!」というような吊りサイトもあったりした。くだらん、馬鹿馬鹿しい。

 そんな馬鹿吊りサイトに行き当たったのは、お父さんが高級な鉋を検索していたからだ。

 

 杉の白身には白紙鋼が良いという。

 狩猟ナイフについての動画にて、刃物の鋼材には色々ある事は知っていた。白紙鋼とは、簡単に言ってしまえば少し軟らかい鋼材。これと対比されるのが青紙鋼で、白紙鋼より硬いらしい。白紙や青紙にも一号二号とある上、他にも鋼種がある。建材やら工法やらの事でも頭が一杯なのに、さらに鉋の鋼種の事だけでも奥深そうで避けて爆発寸前。避けたくなるのも無理はないと思わないか?

 

 白紙鋼はその特性から鉋刃材としては主流じゃないそうだ。主流なのは青紙鋼。しかし、中古鉋で鉋刃の鋼材まで明記してくれる出品者は、玄人でも一部だけ。そうなると、中古鉋刃に刻まれた銘から検索して、新品鉋の販売サイトを探して説明を求める事になる。だが、普通の鉋だと検索に引っ掛からず、名のある銘柄にどうしてもなってしまう。

 

 そもそも白紙鋼以外でこうなのだから、造るのが難しいという白紙鋼物だと名匠作でしか材特定が出来ない。名匠作だと高額なので、支那製偽刃に支那人が銘を掘ればボロ儲け。実際に怪しいなぁ、という物があったりでなかなか迷走させられる。

 そんなこんなで、名匠と呼ばれる方の白紙中古鉋を発見。偽中古鉋をわざわざ支那に送って加工させる事も、支那製偽物をわざわざ中古に仕立てるような事もしないのではないか。仮にそんな手間暇掛けているなら儲けが少なさそう、という最低落札価格で落札。

 

 白紙鉋があれば良し、ではない。仕上用、中仕上用、荒削用と、それぞれの広材用や小材用も持っておきたい。そして、鉋台仕込み調整の為の立鉋。

 元本職が使っていた鉋数点がセットで出されていた。こちとら予算と心意気が違うってんだい、と競り上げて落札。鉋台等の製作業者が鉋台製作を撤退する、という事で保管していた銘のある鉋放出。これも落札。近くのリサイクルショップにて、普通の金物屋や大きなホームセンターに売られていそうな普通の鉋を数点購入。

 

 さらには鑿も不足感があった。単純に数と種類不足。

 古民家先輩がご自身のブログのイベントとして、余剰の鑿をプレゼントすると言う。欲しかった。だが、お父さんと古民家先輩の仲は、そのブログ読者の方なら大体お分かりのはず。応募して当たったりした日には、そういう読者の方から出来レースと興醒めされかねない。そんな大人ぶりを発揮した為、自費購入する事に。

 

 これらにより鉋は全部で18挺、鑿が10本となった。本体は十分に予算内に収まった。ただ、これらの再生や補修や維持道具も幾つか購入したけども。さぁ、後はこれらを使いこなせるのか。その前に、死んでる鉋達を生き返させられるのか。

 

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