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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

仕口との初めての出会い

施工:母屋解体

仕上材の撤去の次は、木材解体に着手。木材は再利用したいので、解体というよりは分解に近い。極力切断せず、破壊せず。となると、どう施工しているかを探る必要が出てくる。ただただ釘等で留めていれば早い。

 だが、そうでない所があった。それが敷居。
 一方には柱足元に凹加工、敷居材には凸加工してはめ込む。

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もう一方は、柱と敷居材共に凹加工し、合わさった□穴に栓を打ち込んで留める。

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 これらの加工を「仕口」と言うらしい。この加工により敷居が容易に設置できる上に、釘などを出さずにしっかり固定できるようだ。

 施主施工される方の中には、大工の専門学校を事前に通った方もおられるらしい。ついでに言うと、自宅の設計をする為に大学の建築学科に来ていた方もおられた。そこまでされたのは、それぞれ年金受給者や専業主婦の方だったと思う。現役世代の方でも、建築誌を読み漁り知識を蓄えてからという方もおられる。偉い。尊敬する。

かたやお父さん、何にもしていない。だけど施主施工品質目標は高い。そんなお父さんは仕口を分からずに、外せないものだから躊躇いつつも鋸で切断。そして「あぁ、そうだったのか」と学ぶ。手抜きと人は言うかもしれないが、実践主義、On the Job Trainingだぜ!