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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

北側傾斜地地盤強化の為の追肥施工

 もう一つの合間の「施工」は、北側傾斜地のシラカシについて。植栽について「施工」と書くのはおかしいと思うかもしれない。しかし、お父さんにとっては植栽を楽しんでいるわけでは無い。将来の薪材を作っているのはオマケ要素。主目的は北側傾斜地地盤強化という、コンクリ杭打設や地盤強化薬剤注入等とは違う方法というだけの、認識は「施工」レベル。

                            

 そうは言ってもやる事は化成肥料の追肥という、至って園芸っぽい事。この一年前の同時期には追肥は行わなかった。大体は順調に成長していたからだ。しかし、雑草との闘いの所為なのか樹高は兎に角伸びるが、枝振りはあまり拡がらず細々とした感じ。その為、今期はセオリーに従おうと決めていた。

 

 さて、どうせシラカシに手を付けるならもう一つしようと計画していた。雑草対策作業だ。

 春から秋にかけて月に一度程の周期でシラカシの周囲の雑草刈りをしてもらっていた、お母さんに。一日だけの作業だがこれが結構大変そう。傾斜地で繁る雑草との格闘は、特に夏は辛い。お母さんは寒い冬も嫌いだが暑い夏も嫌い、とお父さんを上回る気候我儘人間。よっての対策。

 

 ここで、普通の人でも自然素材が好きとか言う人であってもきっと選んでお金を出すのが、それ用のビニールシートとそれを地面に抑える金属製の副材。ああ、分かるよ。偉そうな事を言う人でも、数千円で手に入る科学技術と工業化の恩恵に抗うのは容易で無い。その事をお父さんは身に染みて知っている。よって、偉そうな事を絶対言わないようにしているし、そもそも恩恵として有難く受け入れている。

 

 ただ、お父さんはケチさにはちょっとだけ自信がある。行動を伴わない自然素材等原理主義者は軽蔑するが、行動を伴うケチ思想家がおられれば尊敬する。そんなお父さんの今回の雑草対策においてのケチさ。それは、便利な資材を購入せず藁と竹にて行う事。

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 土壁混入用、そして竹木舞掻きの藁縄用として確保した大量の藁。解体土壁には既に藁が入っている為、今後に土壁施工があってもあまり量を要しない。藁縄は、上手に作られるようになるまでに用が終わりそうなので諦めた。よって、大量に余って温室に置いたまま。そこに、保全活動で大量に手に入れたコナラ薪。新たな棚を設置する場所も気力も無いので、これを温室保管する事にした。元々持て余していた藁がこうなると邪魔な存在と確定。

 

 そこで脳内電球が点灯。藁を敷いたら雑草が生えにくくなるんじゃないかと。風で吹き飛ばないようにするには、やはり藁にて敷いた藁の両端を抑えればいいんじゃないか。抑えの藁は竹に孔を開けてそこに通し、その竹を地面に打ち込めばどうだ。

 で、やってみた。藁と竹なので良くて一年保つかどうかかな。それなら御の字。当施工はお父さんとお母さんときょうこによるもので、凡そ二人工。途中、きょうこは怪我をして離脱。お母さんはまたまたホウレンソウをせずに雑な作業を行いやり直し。そんな事があった上での人工数。回数を重ねればもっと短期間になるだろうし、年に一回作業なら許容範囲。シラカシの成長に伴い必要箇所は減るだろうから尚更。

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