家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

煙草がうまい時

 さぁ、キッチン天板を本設置するぞ。

 とはやはり行かない。その前に架台の仮設置を要す。これに1人工以上2人工未満も掛かってしまった。その理由等はもう書かない。書くのが大変で面倒なのに詰まらない。傍に居たお母さんならまだしも、文章で二人には大変さを分かってもらえないだろうし、伝えておく事も特にない。やっては戻し、戻しては再調整の繰り返し。以上。

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 いよいよ本当に天板設置作業を開始。

 これは3時間弱だろうか。これもこれでかなり大変だった。例の天板切り欠き部の修正が発生したり。設置方法検討には相当時間を掛けてこれ以上簡単かつ可能な方法無し、と結論付けたもの。今から考えても他案無し。

 天板設置に関しての検討やら作業やらの大変さは、これ以上書かない。どうせ分からないし本人以外が分からなくて当然。実際にその時に居なかったお母さんにも語っていない。「それはそれは…」ぐらいしか言えないのは重々承知、そもそも何を求めて語ると言うのか。却って大変じゃない作業の方が色々喋られる。

 

 設置後は茫然自失が如く佇む。現場は独り。ただただ黙って煙草に火をつけ活動停止。ここまで長かった…

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 と、そこにりょうすけ登場。今まで無かった構築物、しかも天板下に囲まれた空間が生まれている。楽しそうに自ら椅子を持って来てそこに入り、自分の部屋だとはしゃいでいる。キッチン天板裏はもう漆塗りはせず、設置作業の養生の為だけに残しておいたマステ剥がしを指示。喜んでやっていた。後に来たきょうこに、俺はやってのけたぞと言わんばかりに手伝ったアピールをしていた。うむ、まぁ、そういうもんだ。

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