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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

梁、下がる?

施工:母屋非土壁 設計・施工・伝統構法

 さて、土壁乾燥待ちの間も施工はしている。母屋二階での土壁使用も終わりたいとその準備。

 

 母屋二階施工は久しぶり。途中、ふと目についた。新規階段上り口になるから、と新柱を入れた箇所。梁直下の既存柱撤去に伴い、新たな梁荷重の支持材として先行入れした柱だ。この施工はあくまで念のため。おじいちゃん建築士曰く、梁は下がらんだろうし新たな柱によって尚更問題無しだろうと。

 だけども、梁と新柱との間材と、その梁とに隙間がある。こんな隙間、あったけかな。もしや、梁が下がった事で生じた隙間じゃなかろうか。

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 新柱の垂直計測。凡そ2500㎜位置に振子を設置、結果2㎜程傾いている。こんな傾き、あったけかな。もしや、本当に梁が下がり、その事から傾いたんじゃなかろうか。

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 あのおじいちゃん建築士の言を信じるよりも、このお父さんの新柱建て時の施工精度を信じよう。さすれば、梁は下がったのだ。恐らくトン級の荷重により、流石の曲がり梁でさえも下がってしまう。となると、梁直下に支持柱を新たに入れないといけない。第二候補案としてあった施工なのだが、急遽これをやるとなると非常に面倒臭い。しかし、備え有れば憂い無し、手間を掛けて無駄骨になっても安心感は得られるんだし、と設計監理監督者のお父さんが施工者のお父さんを説き伏せる。

 

 直下柱は、母屋二階造作解体により出た柱を再利用。大壁仕様だった事からか切り欠きが多く不格好。他に候補材が見当たらずなので仕方なし。切り欠きが極力消えるような鉋加工を行う。大面取りして六角形風。切り欠きが無い側にも施して八角形にしたら良かったかな。

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