家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

薪割りと油塗り

 原木購入の最大の課題、皮剥き処理は無事越えられた。その他残処理を行っていく。

 

 まずは、必要箇所ではない原木の処理。

 前回購入の原木でさえ新たな用途は未だ無し。腐りが内部入った大径木をどうするかなんて、相変わらず案は出ず。と言って、これ以上大きな材を雨が掛からない所に保管しておけない。という事で、勿体ない気もするが薪とする事に。

 

 薪割り、二年ぶりに行うか。その程度なら身体は覚えている。そもそも作業自体は単純だし。それにしてもお母さんはどうも成長しない。二年前と同じである意味身体が覚えているようだ。お父さんがやり始めた所、やりたそうに見ているので譲る。いざやると腰が引けている。

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 背中が45度に成る程腰を引くのではなく、膝を落とす。斧は振りかぶる際は両手を使い、振り落とす時は柄の手前を持つ左手に向かって右手を手前にスライドさせる。筋力よりも遠心力と重力で割る方法。これらが出来ない。お母さんは結婚前後、お父さんの方が自分よりも運動神経が悪いと思っていたとの事。もうそんな事は言わせない。

 

 大径木で、尚且つ巻き込みがあるので杉の割には割りにくい。結局、お父さんが引き取って完了させる。腐ったり歪な所は薪として削ぎ落し。中心部は一応置いておく事にする。太くて短い、というのは家具での使い勝手がありそうな気がするが、買おうとすると結構な値段がすると思うので。

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 その後、皮剥きした方の表面が乾いた頃を見計らい、亜麻仁油をお母さんに塗布してもらう。そして、背割りに楔打ち。原木購入からここまでで大体2人工を要す。

 油を塗る目的は、表面の乾燥割れを少しでも防げるかも、という目論み。物理的な見た目だけでなく、意匠的な見た目もある。亜麻仁油は、紫外線か何かによって黄みがかり、その後は黒っぽくなるらしい。お父さんは、床の間にある床柱のような感じになるのかな、と想像。さて、どうなるかな。

 それ以上に気になっているのは、この高含水のビショビショ木が束柱に出来るまでにどれ程の乾燥期間を要すか。「要観察」。

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