家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

薪ストーブ発注:煙突検討

 ストーブ本体が決まっても、これ以上に大事な煙突も決めないといけない。ストーブ性能は煙突に掛かっており、製品寿命も一生ものだとの事らしい。

 それほど大事な部材となれば、あまり迷う余地が無い。オールステンレスの断熱二重煙突だ。と言っても、メーカーによってその品質精度は異なるらしい。

 

 薪ストーブ発祥国のアメリカ、普及率が日本より遥かに高い欧州。これらの国のメーカーなら間違いないんでないの、と思いきやそうではないらしい。

 意外に精度が悪く施工の際に部材同士が繋がりにくい、というメーカーがありこれは論外。それよりも分かりにくいのは、日本の気候風土に合っているか否かの物がある、との事。煙突部材接続箇所に切り欠かれた部分があり、雨水は良くとも外気が侵入。これが断熱材に触れて、長い時間をかけて断熱性能を低下させる。大陸性気候と違って湿潤な日本では、ここが塞がっている高木工業所製が一番良い、らしい。

 

 在来工法で検討していた際に繊維系断熱材の湿気問題に大いに悩んだお父さんからすると、これは見過ごせない由々しき問題点。この高木製品は、薪ストーブ大手国内販社で採用されている品。らしいらしい、の時は比較的申し分がない物を選んでおく方が間違い無い事が多い。ちょいと高い上に今春に値上げがあり、予算が狂ったがこの煙突メーカーにて決定。

 

 後は、煙突経路を確定してそれに応じた部材を発注。探検さんからのご連絡より遥か前に、仕様書や価格表は貰っている。色んな作業があったりして先送りしていた。ようやく確定へ着手。

 

 いかに安く済ませるかを考えて拾い出しを行い、コンサルさんに確認してもらった上で販売者さんに打診。

 すると、あれが足らない、これがいるよ、とのご返答。むむ、本当かな。半ば人間不信のお父さんは、お前はちゃんと俺のメールを見たのかよ、との疑いもありつつそれを察知されないような文面にてコンサルさんに問う。そしたら要ると言う。何だよ、販売者さんが不要な部材を買わせようとしていたわけでなく、コンサルさんが見てくれてなかっただけかよ。あぁ、疑って御免なさい、販売者さん…

 

 静岡接ぎ板業者営業担当剣道マンとは違って、この販売者さんは部材だけでなく配送等の事も含めて親切に助言してくれた。粗利額の大きさの違いだなんて思わない。人の違いだとお父さんは反省も込めてそう信じる。

 

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