家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

キッチン天板発注:木で行こう!

 こうなると、残された案は「木」以外に思いつかない。水回りに木、という事で候補にも挙がらない案としていた。しかし、このままだと安心のステンレスで確定。それならばそれで、一応検討してみようかという心持ちで考えてみた。

 

 すると、ふと思う事が出てきた。同じく水回りで悩んだものの、キッチンと脱衣所の床材は木にする事にしている。何なら浴室の床でさえ木を使う予定。キッチン天板に限ってはダメだ、という理由が見当たらない。

 キッチン天板に木、というのは数は違えど他案と同じく実例が多数ある。コンクリ製よりも遥かに歴史もある。昔は糠でも施していたのかもしれないが、現代ならオイルでメンテナンスすればそれなりに大丈夫かもしれない。

 

 最有力候補案に急浮上した木、正しくは集成材を調べてみる。意匠的な好みや実用面、そして価格面からお母さんが幾つか候補を絞る。その中から最終的に残ったのは杉。凡そ10万円強。

 ステンレスならば完成品が送られてくるだろうが30万円強。杉集成材なら施主造作が必要だが難しくなさそうで10万円強。こりゃ後者だな。

 

 木によるキッチン天板。正直、心配。その他の水回り箇所の木使用に関しても、保護塗料を塗るのは当然として、敷物を使用したり交換前提施工を目論んでいる。キッチン天板も、みすぼらしくなってきて我慢できなくなったら交換を前提と考える事にした。10万円強の材を、例えば10年で交換する事になっても許容範囲だとしたのだ。

 

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