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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

「付鴨居」のブラックボックス

 五本柱が建ったので、このままトイレ出入り口の鴨居を付けてしまう。

 トイレの建具は、既存母屋一階の引戸を使う。ただの板張り戸、とかではなく細工が面白いので使わないと勿体ない。なので、出入り口寸法はこの引戸ありき。一方、付鴨居の位置はどうしたものか。この引戸の鴨居位置だと意匠的に何かおかしくなりそう。ダイニングとの間仕切りになる差鴨居に合せるべきだろう。

 そこで、付鴨居とトイレ戸の鴨居の二本を入れる事にした。この二本の材の間にはガラスを嵌め込む。

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 設計上はこれで解決したが、施工上では解決していない問題があった。鴨居の取付方法だ。

 付鴨居は壁の見切り材になるので上側は壁で見えなくなる。しかし、鴨居の方は柱との接地面以外は全面見える。こうなると、敷居のやり方かと考えた。一方をホゾでもう一方を栓で固定、というやつだ。ただ、これが出来ない。言葉で書くとややこしく、図を描くのは面倒臭いので割愛するが、この箇所ではとにかく美しくない事になるので選択したくない。

 

 そもそも、付鴨居の取付方法が未だに謎なのだ。これをお披露目してくれているサイトは発見出来ない。「付けました」という文と取付後の写真はあっても過程が無いのだ。この家の付鴨居を見るに、柱を建てる途中で付けているのか、と思わせるような出来具合。そんな訳は無く後からやっているはずだ。荒壁施工後で中塗壁施工前に。幸か不幸か、付鴨居辺りの解体が無いので答えは土壁の中のまま。これが分かればヒントになりそうなのだが。

 

 迷った挙句、建てた柱を動かす方法にした。鴨居両端にホゾを、両端の柱にホゾ穴を刻む方法。迷った、というのは他案があった。鴨居片側の柱に貫通穴を開けて、鴨居の反対側から栓を打ち込む方法。この鴨居ごときで柱に貫通穴を開けたくなかったので却下した。

 

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