家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

トリマーと私

 柱勝ちなのでまずは柱を立てて現寸を採れる状態にしてから、と途中だった新設敷居の加工も再開。

f:id:kaokudensyou:20151101173029j:plain←中学校鉋も使用

 

 ここの建具は、滑車による木製ペアガラスサッシを造作して入れる予定。なので、解体材の元敷居の建具滑りの溝を無くす。代わって、若干水勾配を付けた三段平面をトリマーで掘っていく。そして、外壁板を嵌める溝もトリマー

 

 このトリマーという道具、汎用性が高い。けど、これに代わるのは専用の手道具や電動工具。汎用性が落ちたり高価だったり。それもあって、お父さんレベルだと無くてはならないトリマー。しかし、使うのは数年ぶり。すっかり使い方を忘れており、掘っていた溝が途中でズレてしまった。刃の回転方向に応じてのトリマーの進行方向というものがある。これを守らないと変に動いてしまう。方向は説明書に書いてあるのでしっかり押さえるべき。ここに書く事は出来ない、忘れたから…

 

 重宝しているのはお父さんだけでなく、日曜大工をされる方にも内外問わず同様のようで、販売されている先端の刃の形状は色々ある。新設敷居の三段平面加工には、備え付けの刃巾は狭すぎてかなり大変。一気に掘ると刃が焼き付くし。

 新たに幅広を物色したが、これが高いんだな。一本単価はそれぞれだが二、三千円はザラ。それが30組で8,000円弱のものがあった。本格的日曜大工者になりたいのならまだしも、早く鉄砲を撃ちに行って鹿とか食べたいお父さんは、永く綺麗に切れそうな良品は過大か。こういう所の設備投資判断は毎度悩む。

 

 安いのには大抵理由がある。これの場合は切削面がイマイチ汚かった。ただ、この家や今後の家具作りでトリマーを使うのは、見えなくなるような溝掘り箇所が主だという見込みを持っている。なので、もし少々質が悪くても良しとしよう、と購入してみていた。この箇所も建具に隠れる。ベルトサンダーで削って綺麗にすれば十分のはず。

 

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