家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

埋め木が嫌なお年頃

 チリを見ているとどうしても目に入る柱の切欠き部分。竿縁天井との取り合いだった所。これからは現しになるし、壁の中塗り段階で取り合いになってくる。取り合いになるだけに埋めておこう。

 

 この切欠き。当然ながら、垂直やら平行やら切り欠いてくれてはいない。XYZ軸、それぞれ切欠き寸法が違うし、一部同じ箇所もあったりする。これに併せて埋め木を加工、というのは至難。そこで、柱前面だけは極力隙間が出来ないようにして、埋め木を柱から出た状態にしておく。これを後で削って柱と同面にする。X軸とZ軸だけに絞るのだ。Y軸だけでも無くなると難易度が全く違うから。

 チリ側は諸々適当に採寸の上、木っ端を嵌める作戦。今後の壁塗りである程度埋まり、チリ側だからあまり見えないから、とここは妥協。

 

  埋め木加工の前に、埋め木を入れやすいように切欠き部分を再加工。斜めなんて不安定要素は排除だ。

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 後は、脚立昇降を繰り返し採寸と埋め木加工。埋め木が出来れば接着剤で貼り付け。

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 この作業、無茶苦茶つまらない。何故か分からない。しかし、つまらなさ全開なのだ。ヤル気が起きない。面倒臭く感じて仕方がない。こんな状態だからなかなか進まない。それでもやるが一か所一時間程度かかる。終わらない。ヤメだ、ヤメヤメ。他の作業をしよう。

 

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