家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

吹抜け埋めちゃう

 1階竿縁天井解体後の吹抜けになっていた箇所の天井板取付開始。一部だけは貼って置いていた。途中で止めたのは、荒板への古色塗布作業が結構なしんどさで。

 と言う理由もあったのだけども、二階の曲がり梁直下にある柱を入れ替える兼ね合いで放置していたのだ。当時、施工可能な箇所は限られていて、どれも手に付ける気にならない。その中で、一番マシな分としてこれを選択。

 

 荒板を削るのも、古色を塗るのも、塗った板を拭き磨くのも床に膝をつく。量があるのでこれがなかなか痛い。

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 そこで膝パット。北側敷地の薪棚置き場造成工事時に使ったやつだ。深くだけど狭く掘る穴は、膝をつかざるを得ず。やはり痛くなるし汚れる。その為の膝パットがまさかの再登場。こういう時は嬉しい。

 文章で書くと単純作業の中でも、こうやって悪銭苦闘はそれなりに。

 

 板取付前にちょいと準備。電線管の一部撤去と、その箇所の木埋め。1階の居室照明の建築時配線は、幾つか土壁内や梁内に電線管を埋め込んでいる。配線を隠す為の当然の施工、とは思う。

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 しかし、後のやり替えの事は全く考えていない施工法だ。電線管から布製被覆電線を引っこ抜こうとしても動かない。本職なら出来るのか。いや、現に布製被覆からビニル被覆のやり替えで、配線を堂々と露出させてガッカリ感を漂わせる羽目になっている。専用の機械や工具や方法が無いのか、有っても工賃が高くなるのか。ま、前者だろうな。

 

 板の貼り付けには、古釘を再利用する事にした。

f:id:kaokudensyou:20151010230221j:plain←この量はまだ序の口

 あまりの量だという事もあるが、70年以上経っているだろうにまだまだ大丈夫そうなので。以前、門屋物置の不陸床や、資材置き場化の為に納屋の床の釘を抜いた。が、錆ていてちゃんと抜けない。釘頭が切れてしまうのだ。こちらはさすが乾燥地帯の2階床。

 ただ、古釘を口にふくむ事はさすがに躊躇う。昔の本職は、唾液により釘をちょいと錆びさせて抜けづらくしていた。今時はしていなさそうだけども。代用策として、少し塩を入れた水に古釘を入れて打つ事にしてみた。

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 撤去時の抜きと違って、打つのは楽しいね。釘が入っていく方が断然気持ちが良い。そして家が出来ていく。なおさら良い。

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 「家を造っている」感があるこの作業、きょうこにも味わわせたいと誘ってみたら乗り気。玄翁で“叩く”のではなく、振り上げて“落とす”。これがあまり分からなかったようだけど、意外に上手に打てていた。そんなこんなで可能範囲を貼り終えた。

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