家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

雨漏りパニック

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 連日続いていた二階床捨て板の仕上げ作業。今日も二階作業だ、と上がったある日。作業していた西側とうって変わって、閑静ささえ感じる東側土壁にふと目をやる。異変がある。「まさか…」と思いつつ土壁の異変箇所を触ると、そのまさか。雨漏りだ。前日は雨だった。

 二階土壁が濡れている、という事は今までの下屋ではない。この家の顔でもある大屋根だ。

 

 茫然自失。頭が一瞬真っ白になった後に浮かんだのは、「中止か!?」。

 雨漏りが見当たらなかった大屋根は不具合なし、として屋根補修工事を行わない事にしたのはつい2ヶ月前程。大屋根以外の箇所の見積額から、大屋根だけで300万円だ、400万円だ、500万円だ、とかどうせ言われるのだろう。こんな金額、そこら辺の安普請な在来工法家屋の屋根なら新設レベルだ。ふざけんな。

 しかし、どうにかしないといけない。改修中止して屋根補修工事一本に切り替えるか。はたまた絶対予算額を引き上げるか。引き上げるならどのカネを持ってこようか。繰り上げ返済貯金か、リフォームローンか、金融商品換金か。最悪、稼業資金流用か。う~ん…

 

 多分、1分かそこらの時間だったのだろうが、それ以上に長く感じながら思考。そして、ふと頭に過った。この直上は隅棟だよな。という事は、隅棟のトンネルが詰まってるんじゃないか。

f:id:kaokudensyou:20150828192239p:plain←お父さんの脳内推理

 

 大屋根に昇る方法。荷揚げ自作ステージに脚立をかけるしかない。以前、薪ストーブの煙突チムニーの施工話の際にも、この事が出た。その時の方法は、中庭の樹木等にロープの片方を結び、大屋根を超えて裏庭に持ってくる状態にする案。

 大屋根はむくり屋根。神社仏閣のそり屋根とは違って、昔の民家によくある仕様で膨らんでいる。その為、大棟がある屋根頂上付近と比べて、軒先程傾斜がきつい。なので、ロープ案が出ていたのだ。

 

 今はそんな事やってられない。足袋に履き替え。脚立を引っ張り上げて設置。大屋根は実際に昇ってみると、意外に傾斜に難儀しなかった。「昔取った杵柄」というわけではない。後日、きょうこもお母さんも昇る事が出来たから。

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