家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

門屋、雨漏、天井、腐朽

  既に施工に着手している、母屋二階の造作解体や土壁厚調整は終わりかけ。そろそろ生活拠点を母屋一階から門屋に移さないと、これ以上は進みにくい。機は熟した。お母さんは荷造りし、門屋内の居室の片付け準備に入ってもらう。さて、どう住むか。

 

 と門屋内で思考中、ふと縁側を見上げると土壁が崩落しそう。軽く触った途端、やはり一部崩落。あぁ、改めて掃除をしないと…

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 そんな事よりも、とよくよく見る。天井板でもある屋根野地板がおかしい。触ると湿っている。ペコペコしている個所もある。腐朽だ。なんてこったい。今から居住する家屋で、がっつり雨漏りしている。

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  いや、これほどしっかり確認したのは初めてだったものの、不具合が出ている事は今まで視界に入っていたはずだ。そもそも、入居直後に各瓦屋根具合を目視点検した際に、この縁側上部に当たる門屋下屋屋根の瓦が複数枚割れていたのは把握済だった。母屋下屋屋根の雨漏りと同じく、「1年後の改修工事の時にだな」の危機感欠如だ。ああ、なんてこったい。何度目かの後悔と反省。

 

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