家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

工期について考えよう

 時は平成27年の初春。改修工事に向けて霞んで見えなかったもの、不透明で見ようにも見えなかったもの。これが見えるようになったものが増えて来ていた。プランに費用、大まかな工程や必要道具に建材、施工見込業者に建築士処遇。その他まだまだ見えないものは沢山あるだろうが、これらはやって行きながら探る他なさそう。

 

 ただ、一つ大きな不透明要素で見込みを立てたかったのは工期。

 施主施工は工期が自分次第だ。「予算はシビアに、工期はルーズに」と掲げてこの大規模改修工事を精神的に乗り切ろう。でないと、その規模と多工種具合にお父さんは潰されそう。と言うと大袈裟かもしれないが、茫然自失気味になりそうなのは現時点でも度々なのだ。

 工期はルーズ、というのは施主施工の数少ない長所かと思う。だとしても限度はある。家事にも育児にも不便な状況の長期化。きょうこやりょうすけ自身の生活にも支障や不便が多くなる。猟銃所持許可の第一歩の講習修了証明書にも、狩猟免許にも、狩猟が出来る体力にも有効期限がある。

 

 工期はさすがに見当がつけられない。この家の現場規模だと、大工さんなら最低でも二人入る事になるだろうか。単独作業は二人作業より、工期が単純に二倍とはならない。想像出来るだろうが、物を移動させるにも、何かを測ったり取り付けるにしても、単独と二人では効率はかなり違う事が多い。出来ない事も多くなる。しかも、所詮は素人のお父さんの事だ、もう未知数。

 

 という事で違った角度で考えてみた。この施主設計と施主施工にて、見立て通りに金額にして二千万円を浮かせられるとしよう。

 基本的にお父さん単独にて二年間で竣工させられたとしたら、年収一千万円の職人並みと捉えられるだろうか。左官や電気、上下水道に石工等、大工仕事でも家屋だけなく家具や建具等がある。各工種が多分にあるのにかなり強引なのだが、大工職だけで考える。これぐらい稼ぐ大工職は一握りで、宮大工や一流の家屋大工にはおられるようだ。お父さんにとって、これは流石に無理無謀な神話の世界。

 

 一般的大工の年収は、40代半ばで400万円ぐらいだそうだ。かなり安い。元請やら工務店やらに相当叩かれているのだろう。こりゃぁ、お金に汚くなったり女々しくなったりしても頷ける。これを基本にするなら、今までの人工代提示者からお父さんはだいぶふっかけられている。それ程の腕がある大工さんならまだしも、そうとは思えない人がいたしなぁ。と、それは置いておいて。

 一流大工職人は無理として、一般的大工レベルの方に単独で入ってもらうと5年間も雇えてしまう。逆に、お父さんごときが工期5年で竣工させられれば、一般的大工並みに稼げた事になる。

 

 お父さんの定義する「大工さん」は、この年収400万円の一般(平均)的大工より腕も意地もある生粋の大工職と思う。となると、一人工2.5万円ぐらいかな。年収だと700万円ぐらいにはなりそう。すると工期は3年弱。お父さんが、このような方と同工期で出来ればこれは凄い事に違いない。

 そういう事で目指す工期は3年弱、最長でも5年間とするのはどうか。む、本職は1日8時間の週6日。お父さんはそこまで出来ない。うんむぅ…

 

 工事中は門屋転居にて食事と寝床。調理は母屋既存キッチン、風呂やトイレや洗濯も既存の別棟にて対応。そして、母屋一階居住部を集中的に完成させて再入居。ここまでをガッツリ施主施工として工期を意識。その後、母屋二階、門屋、納屋、敷地外構とゆっくり移行する、DIYのような感じで。

 工種毎施工ではなく、少々効率は宜しくないが工区毎工事にする事にした。同じ工種ばかりしていると飽きるしね。こういう対応方法も施主施工の長所かな。結局、工期は甚だ不明瞭。

 

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