家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

安物砥がずノミ

 ソーテーブル造作には2人工程度かかったと思う。その内、とんでもなく無駄に時間を喰ったのは、ガイドバーに取り付けるガイドバー固定解除金具の取付箇所加工。

f:id:kaokudensyou:20150815214332j:plain←赤い柄の金具取付に窪ませる加工

 柔らかい木材に溝を掘る。インパクトで荒掘りしてからノミで仕上げようとした。ノミは、先の施主施工時にホームセンターで購入した
3本セットものだったと思う。安物だった事は確かだ。これがなんとも削れないのだ。特に木口面。玄翁で叩けど叩けど木口の繊維が潰れるだけ。先の施主施工時にお父さんは何にどうやって使っていたのか謎なくらいだ。にっちもさっちも行かず、結局は金ヤスリで3時間以上も要してしまった。

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 この泣きそうな3時間で、道具を、しかもプロ仕様のものを揃え始めるぞと決意。先の施主施工では大壁仕様だった。粗方、壁材である石膏ボードの中に隠れてしまうのだ。今回は真壁、かつ伝統構法家屋。木部が基本的にさらけ出そう。しかも規模増大。腕が未熟な分、道具に少しでも頼るのだ。

 

 真っ先に検討開始したのは、もちろんノミ。価格はピンキリ、吟味できる目は勿論持ち合わせていない。「本職なら安くて5,000円以上の物は…」という、ネット上の誰だかは分からない方の教えを真に受けてみて、価格基準を頼りに探してみる。

 高額であったり本数があったりしても、元を取られる見込みがなく。結局、産地が間違いなさそうな播州三木製。「刃物と言えば青紙鋼」という認識を持っているがお高い。という事で白紙鋼。汎用性を求めて追入れノミの刃巾8分と3分の2本のみ。しかし、これで13,000円強。ソーテーブルとあまり変わらない…

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