家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

過労とアウトリガー

 クレーンにはモーターを付ける事にした。付属の手動式の物はチャチなものだったから。それに、このクレーンは狩猟時等での林道スタックした際の脱出用途も想定した為。故に、車内でも車外でもモーターを操作できる事にした。


 さらにアウトリガーも設ける。これは、クレーン車の横腹からビヨ~ンと出して車が横転しない為の支持具。

余談だが、昔々、まだ新婚だった頃の話。週100時間超労働が日常化していたお父さん。本物のクレーン車(ユニック車)を操作している時、お父さんはアウトリガーを出し忘れた事がある。ブームを伸ばして荷揚げをし、回転させた途端に車がすごく揺れる。「いつもと違う。しまった、リガーの地面が緩かったのか」と思いきや、アウトリガー自体が出ていなかった事に気付く。それはそれは青ざめた。今、思い出しただけでも背筋がゾッとする恐怖。

 転倒見込方向の一方は、建築中の建物。もう一方は、通行量の多い歩道と車道。希望倒壊方向は建物だ。しかし、いずれにしても大問題。ユニック車を転倒させたら、お父さんの所属会社も転倒し倒産しかねない。父さんはテントぉ暮らし。

 アウトリガーを改めて出そうとする。しかし、既にブームが回転していてバランスが崩れているせいか、かなり揺れる。恐怖。これは諦め、回転させたブームを戻し車両と並行にさせる。これが良策だったか今でも分からないが、相当慎重な操作を行い事なきを得た。
 かなり話が逸れたが、週100時間労働は良くないし、アウトリガーは何が何でも必須、という話。

 溶接は、「ズレない程度で良いレベルのものをした事がある」という程度。今回は強度を要する。という事で、溶接による接合頼りにするのではなく、ボルトや鉄骨の組み方で強度を保持する事にした。

 数日間を要して完成。これを書いている現在、出番はまだ二回だけ。
 一回は玉切り木揚げ。薪用メッシュ袋に玉切りを入れて揚げる、という事を目論んだが、効率が悪すぎた。袋に入れるぐらいなら、軽トラ荷台に直接載せる方が遥かに早かった。
 もう一回は、農道から1.5m下に置いたおそらく100kg弱の幹の二本揚げ。これを単独で容易に、かつ車両が倒れそうになる事もなく揚げる事が出来た。これなら、猪も薪ストーブも大丈夫そうだ。

f:id:kaokudensyou:20150815225855j:plain←当然必須のアウトリガー完備

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