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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

我が家の建築士

建築士・施工者

 北側敷地や薪関連が落ち着き、現況図も描き上げ、ようやく改修案を考えるに至ってきた。


 お父さんは、現況図は描いても改修案は書かないように意図的にしていた。というのも、施主が考えた案に設計者が引っ張られる恐れを憂いたからだ。それでも、「こういう理由でそれはやめて、こうした方が良い」と言ってくれる設計者であれば、自己案をぶつける甲斐がある。しかし、おじいちゃん建築士は何でも了承し兼ねない。それでは建築士を雇った意味が薄れそう。建築士には、プロジェクトリーダー、又は推進者としての仕事を行って欲しい。お父さんやお母さんは、それらを検討・了承したりする立場。これが理想。


 で、現実。
 こちらの要望や意図が、おじいちゃん建築士になかなか伝わらない。それに、忘れてしまう事も多い。メモしてくれれば良いのにしてくれない。なので極力メールにした。文字として残ればと。しかし、それもあまり功を奏さず。読み流してしまったのか、読んだ内容を忘れてしまったのか…
 それでも形が出来ていれば良かったのだが、どこか的外れなものをご提案。ストレスが溜まる溜まる… しかも、仕方がない、というか可能性は抱いていたが、体調不良でご入院という事があったり。これでは、一年もの設計期間はあっという間に無為に終わってしまう。

 そんな恐怖感から、偉そうに座している事を諦めた。
 まずはお父さんが自ら議事録を作成する事にした。議案・検討課題を考えて、事前にメール送信。何か具体的な検討を行うのは、実際に直接会った際に行う事とした。そして、議事録に記入していき、双方署名し二部作成して持っておく。
 こちらが全てのお膳立てをして、建築士に確認や了承などをしてもらう。

 IT革命と叫ばれてから10年以上経ったものの、至ってアナログで遠距離を感じさせられる手段を採った。おかげで、意志疎通は”それまでよりは”質を維持できた。それでも「いや、ここ違うんですけども…」という案がまた出てくる。それをお父さんが修正する。

 つ、疲れる…

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