家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

施主に寄り添ってくれる建築士はいずこか

「実は無垢で包容力があるのだが、心を閉ざしているとっつきにくそうな少女」「接しやすそうでのんびりしていそうな田舎女性」「雰囲気も良さそうで品がある上に美人だけど、令嬢なので庶民と添い遂げてくれるか分からない女性」

お父さんも若かりし時にはそれなりに女性とは接してきたが、この三人の女性は果たして…

 と、家の話なのだが、この頃よりも以前から建築士探しも行っていた。
 施主施工もさることながら、施主設計はする気が無かった。設計はやはり経験、実績の積み重ねがモノを言うと考えていたからだ。
 しかし、予算が少ない案件ではなかなか手を挙げる建築士はいない。

高気密高断熱を考えていた時は時勢の設計なので候補は複数いたが、施主施工を伴う中古改修で予算は1,000万円程度だとなかなか…


 「施主施工を応援」と掲げていても、実際は壁塗りなど仕上程度のものを指していてお父さんのような本格的な事は、「無謀」「無知」「バカ」と言わんぐらいの否定さを露わにする建築士複数。こういう方は「やめときなはれ」と良かれに思って言ってくれているところもあるので、まだ良い。

 「施主の意向を反映する事が使命」と掲げていても、実際に家づくりの想いを話してみると、例えば「100㎡の建築面積の…」と言えば「旅館でもする気ですか?ハハハ」と小馬鹿な言い方をする建築士一名。看板と人格の差の乖離具合にお父さんは引くわ。

 中古3候補の選定や、ホントに施主施工しか方法がないのか、またその実現性はどうなのか、そろそろ第三者の助言が欲しくなってきたので建築士の選定を先に行う事にした。