家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

エアコンVSテープ&加湿器

 施主の直営工事のプロデュース、言いかえれば工務店に成り代わるようなサービスを行っている方は、傾斜地対応基礎コンクリート案について「可能性がある」旨を言っていた。が、現地で施工業者氏の話には一切入って来ず。この事で、「本当に施主の立場になって現場管理&監理が出来るのだろうか?」という疑問が残った。

 「工務店は、自分がお抱えの施工業者には付き合いがあるからナァナァになる事がある。
我々は施工者ではなく施主の立場に立つ」と謳ってはいた。

 施主にツテがない限りは、その方にお願いするとその方からの紹介業者が施工者となるので、工務店と同じ関係性が成り立つかもしれない。結局は工務店と同じで、システムではなく人次第ではないのか、ならばあの方はどうなのか。これを判断しないといけないが容易ではなく、さらに疑問符がついてしまった


 ただ、魅了された「高気密高断熱」住宅の実現の事があったので、この方、このサービスへの不信、不安感を払しょくしようと質問攻めをし、その対応も判断材料にしようと目論んでいた。
 そんなある日に、このシステム関連のブログの文章に目が止まる。
「高気密(一定の気密数値)を実現する為、気密テープをしっかり施工しました!」


 テープ… テープで実現…??
 普通の日本の家屋が大地の揺れから解放される事はなく、その揺れにより建物が動いたらそのテープはどうなるんだ??
 この疑問が発端となり他にも、「『高気密高断熱住宅は乾燥しやすいので加湿器を』って、家に湿気はよくないのに、そこまでして人工的な空間を維持する事ってどうなんだ?」という自分への問いかけのようなものも生まれた。

 高気密高断熱住宅の良さであるらしい「家屋内全体が夏も冬も快適な空間」、
暑がりのお父さんは勿論、寒がりのお母さんも恐らく非常に惹かれる所。(お母さんの「恐らく」とは、お母さんは全てお父さん任せで意見を言わないので想像)
 空調機械が大好きの冷房ガンガン派として惹かれたが、何故か加湿器には引っかかってしまった。