家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

仲介業者ってこうだ! -系列&加盟店-

 「家の条件」とは違うのだが、家さがしにあたっての仲介業者をどうするか、という事も決めたと思う。

 その事で二人に断言しておきたいのは、
「仲介業者は信用するな、信頼するな。『用いる』だけに留めなさい」。

 言葉遊びのようで我ながら難しいのだが、用いらざるを得ないが「信じて」任用したり頼ったりしてはいけない、と。

 具体例や裏話などは長くなるので割愛するが、
お父さんが今まで接した仲介業者は、家を借りた時や不動産投資関連も含めると50人は下らない。これよりもはるかに多くの経験があり規模も大きな、不動産投資家の方からも一定の距離感での付き合いが必要という言があった。全くその通りである。

 仲介業の従事者個々人が道徳的に悪い人ばかり、
という事を言いたいのではない。
 不動産取引という、多くの利用者は一見の客となるが、そのような客に向いて仕事をするように指導、教育をする会社や上役は一般的ではないのだ。一見の客相手の商売の中でも、ウソやごまかし等々の不誠実な対応をしてもバレにくい業界、という事があるのだろう。


 客に誠実な対応をしたいと従業員が考えても、
”会社の為に”仕事を早くし、手数料を稼ぎ、営業活動をしろ、との上役から圧力には抗えない、という事は容易に察せられる。業界の体質、法律、商習慣等々が要因かと考えられ、一従業員や一客がどうこうする事は出来ない。
 一見客ではない、例えば大家さんなどのお得意さんであっても、油断しているといいようにされると思って間違いはない。

 これらは不動産仲介業界に限らないが、
一個人が売買はもちろん賃借などであっても、金額が大きい取引の為に留意していて欲しい。「大手だから安心」などとは間違っても思ってはいけない。

 自己取引が現実的ではない現状なので、
用いながらも、自分でしっかり考えて判断して欲しい。
 お父さんの場合、投資不動産の為にこの判断力を付ける一環で法律等を調べたりしていたが、ならばついでにと宅地建物取引士資格を取得した。「生兵法はケガの元」という面があるのだが、勉強をした事自体は概ね役に立ったと思っている。