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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

能書き不要な事はある

中塗実験乾燥待ち中や、中塗の漉し土の沈殿乾燥中等には他の作業を行う。一つは解体。元現場事務所であり、新規キッチン奥の食品庫予定地の押入れ。また、元北側縁側縁甲板と根太撤去。 これら何てことない作業だけども、以前から少し不思議に思っていたのは…

傾斜土壁の撤去

土壁部分解体。さて、縦板を抜こうと切断したが、どうも上部の土壁が落ちてきそう。 この土壁、上部途中から傾斜になっている。壁側端となる柱と、上端となる梁が直交せずにずれている。構造上、どうこう問題は無いと思われる。土壁の斜め箇所は今まで天井懐…

人生初の施主施工

探検さんとの作業は主に資材等の搬入。探検さんに肉体労働をしてもらっているからなぁ、と中断していた鉋再生作業を再開。これに数日費やす。そんなこんなで、久しぶりの施工を再開。ターゲットは薪ストーブ設置場所となる炉台と炉壁の造作準備作業。 煙突部…

板剥がし一つとっても・・・

探検さんにお願いした作業は、結局ほとんど物の移動。ただ、それ以外に施工らしい作業として、一部の既存床捨て板の剥がし作業をお願いした。取って付けたような作業だが、細かな事は気にせずに独りでも出来るものとして、お願い作業候補として一応挙げてい…

別棟切り離し

いざ荒壁塗り、とはならず。該当箇所は、母屋と浴室トイレが入る別棟とを繋ぐ渡り台を撤去しなければならない。壁土を、キッチン新設壁位置まで一輪車で運んでくる。壁土は重い。ちょっとでも手運びは嫌。今はほぼ使っておらず、どうせ撤去しないといけない…

施工現場拡大

一先ず、この板の留め具を床下に潜って外していく。正式名称は不明だが、板裏を切り欠いて一方を引っかけて、もう一方は根太に釘打ちする金物。床下だけに、錆び付いて思うようには外せず悪戦苦闘。 どうせこの床板は外さないといけない。そんな事は分かって…

待ちに待った初の貨幣発掘

荒土確保が道半ば。これにケリをつけたい。もうすぐ夏本格化。それまでに不足分も荒土プールに投入して発酵させておきたいのだ。天井施工が終わって次はこれに着手。 ターゲットは、小便器スペースになる奥玄関の水屋の一部壁。容量的には丁度良さそう。 こ…

母屋竿縁天井居室部解体作業終了

階段とは違い、階段足元の板床が面倒だった。合板と接着剤によるものだったからだ。丸鋸とバールと金槌で破壊していく。そして廃棄物化。やだやだ。 その次は垂れ壁撤去。この部屋に竿縁天井があった際には、天井懐と階段との仕切り壁だったものだ。 これは…

母屋階段移設作業

一階居室部竿縁天井やり替え工事に向け、最後となる階段の解体作業を開始。 この階段、昔ながらの急勾配階段。今時の感覚だと優れた階段ではない。が、再利用したいと思う。 利用場所は門屋物置スペース。門屋は二階建てながら二階スペースは利用困難。現時…

樹種の判別

床の間廻りの解体で、再調達すればそれなりの価額がしそうな材が得られた。が、うまく流用出来るかどうかは全くの未知数。材として使いにくそうな形状のものが幾つもある。流用出来なければ、再調達価額だとか考えても無意味。 ←戦利品の一部 それ以前に、材…

「落とし掛け」で命懸け

手を付けにくくて後回しにした床の間材料取りに着手。 床の間の框やら地板やらを外せたので、天井板や「違い棚」など他の床の間材も材料取り。ここらも、どうやって施工したのかいくつかの謎に気になりながらも、構わずバラしていく。 ちなみに、天井板は薄…

幻の吹抜

一階造作の材料取りを一部残し、先に一階竿縁天井の解体着手。 と言ってもこれも材料取り対象。天井板は薄手の無垢無節杉板。廻縁やら何やらも無垢無節。何なり使い道はあるだろうと分解。とにかく壊す方が手っ取り早く、材料取りは手間がかかるが材料代節約…

書院解体

次は一階西側の竿縁天井部屋二室。まずは床の間や書院がある奥の間。日本家屋で一番格式が高い部屋。買えば高そうな材が多く使われている。よって、解体と言うよりは取り外し工事。 材料取りをしたいが為に破壊を極力せず。これがなかなか手間取った。書院は…

廃棄物解体

考えていてばかりでも作業進まず。という事で、頭を使わない解体工事を行う。 敷地南側の門屋にて居住しつつ、トイレや浴室は同北側の別棟。移動は土足にて。この動線の不便さの為に、奥玄関の元土間に敷設されていた合板フローリング解体。土足動線を確保す…

二階床板仮撤去工事

←Before 二階捨て床板をとにかく外す。固定方法はもちろん釘。これを抜いていく。この作業自体はさほど大変ではない。しかし、再利用する為に外す板は破壊しないように。古い板の為か損傷する時は結構損傷してしまう。釘も古いので、真っ当に抜けないものも…

LDK天井の計画

古色がどうだ、シラカシがああだ、とやりつつ、一部居室の一階天井板であり二階捨て床板であった板を外す作業に着手。対象箇所は、畳部屋四間の内の西側二間部分。この居室の既存天井は竿縁天井。これを東側二間の天井である、二階捨て床板仕上げ天井とする…

家づくりは土壁を寝かす事から

おっと、早期の理由を書いてなかった。以前にも書いた通り、壁土に混入する藁を発酵させる為に、事前に水に浸けておく為なのだ。 壁土の接着力は、主材料である粘土のそれだけでなく、混入される藁が分解する事で出てくるリグニンという成分によるものらしい…

昭和の棟梁の心、平成の棟梁知らず

しかし、しかしだ。在来工法や伝統構法の耐震力や構造の作用というのは、数百mの建物を構築できる21世紀初頭の現在でも、実はよく分かっていないように思われる。学者さんなどが研究し、実物大の建物を揺らして実験したりされているが、それでもだ。在来工…

お父さん、筋交に悩む

2階の造作材(敷居など表面に見える材)、羽柄材(造作材の下地や構造材の補助材)を粛々と外していく。そして、構造材(その名の通り、建物の構造に寄与する材)と思われる筋交の順番に。そう、伝統構法であるこの家の2階には筋交が入っている。 筋交とは斜…

仕口との初めての出会い

仕上材の撤去の次は、木材解体に着手。木材は再利用したいので、解体というよりは分解に近い。極力切断せず、破壊せず。となると、どう施工しているかを探る必要が出てくる。ただただ釘等で留めていれば早い。 だが、そうでない所があった。それが敷居。 一…

母屋施主施工着工

話は遡って逃亡社長がこの家を見る以前、平成26年末頃。入居後すぐに北側物置小屋解体工事は行っていたが、とうとう母屋の施主施工に着手。そんな話。 施主設計の仮決定案「Plan6」が出来て、おじいちゃん建築士と改修工事着工時期について話し合った。 お父…