家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

建材:設備

漏水試験、仮合格

施主施工を面倒臭がっているのは、別にライフワークにしようとか思っている訳では無いからだろうか。だが、この頃に他にも一つ挙げられる消極理由は、どうも寒さがありそう。 これに自覚はあまり無かった。少なくとも大阪府内の人類の中では耐寒性能が非常に…

皆、老いる。

安泰とは大袈裟な、と思っただろうか。老後における電化製品対応力は著しく落ちる。懐中電灯だって扱えるか分からないぞ。と言うのも、実例を目の当たりにしたのだ。介護職等以外は、若い時は勿論、当事者にでもならないと想像も出来ないのでは。分かった時…

仮説で仮設

材料の選定は終わり。次は配管経路だが、必要な所に吊って繋げていきました、というだけの話。床下を覗けば分かるし、壁内配管は出来得る限りアクセス出来るようにしておく。 それで終わる事が出来るけど、下水管の時と同じようなオマケ話をしてみよう。 上…

やっぱり穴掘りしたくない

管の埋設問題。下水ではかわしたものの、上水ではどうか。勿論、かわす気満々だけど。 前述した凍結問題は上水の方が重要だ。主に生活時間帯に流水が通るだけの下水は凍結なぞせんだろうし、しても詰まったりするまでにはならんだろう。だが、水が常時詰まっ…

水はタダじゃない

下水管による床下空間の状況が固定しつつある段階にて、上水管施工に着手。 下水管と違って材質の柔軟性が高い。4m一本物を根太の合間を縫って入れるのも容易。勾配も気にしない。見た目で何となく水平やら垂直っぽかったらそれで良し。後は、役物で持って…

下水配管施工特記事項、と告白

他、特記しておく事は三点かな。 一階トイレ内の手洗ボウルの排水は、横引きであるPトラップとした。素材は金属。金属管と塩化ビニール管という、とても引っ付きそうにない物同士を接続するわけなので、ここはゴムパッキンを使用。これに信頼性をどこまで持…

床下で穴掘りなんてしたくない

いざ下水管設置工事、と言いたい所だがまずは経路計画。でないと、部材調達が出来ない。 本施工では第一工事区画である、キッチン、食器洗浄機、一階トイレの大便器、小便器、並びに手洗ボウル、そして二階接続部までの配管を実施。ややこしいので絵を描いて…

建材部材の調達労力

購入か自作を迫られたものの、自作可能かの検討が不足しているお父さん。外国有名企業製で似た仕様の物も見受けられたが、詳細は不明。しかも、とんでもなく高額。で検討外。さて、どうしようか。夜な夜なインターネット検索の日々を過ごしていたある日、検…

人類の優れた発明品

採用した換気扇が、外壁に大きな箱を付けるこの仕様になった理由も書いておこう。 当初検討していた換気扇は、違うメーカーの壁付と天板付の二種。壁内や天板下部の違いはあれど、いずれも大きなダクトを設置した上で、吸気口よりも下方の外壁にファンを取り…

頭上の事

百年後にあるか分からない設備云々を言うならば、キッチン天板も床漆も薪ストーブも同じだな。二人の時代でも使っているかもしれないから書くか。孫世代以降はそういう設備があったのかと思って読んで頂戴。 現代のキッチン換気扇はコンロ上方に設置される仕…

百年後に換気扇は有るのか否か、それが問題だ

唐突だけども、これを書いているのは平成28年、西暦だと2016年。なので、百年前だと大正5年で1916年。第一次世界大戦中の頃だ。現代からすると大昔の感がある。当時の人からしても現代は驚く事が多くなかろうか。科学技術も然り、庶民の風俗も然り。 他方で…

ほったらかし作業の着手

キッチン天板漆塗り施工への邁進にて、ほったらかしにしていた施工。それらを進めて行く事にする。 その一つ、キッチンの換気扇設置施工。換気扇はかなり前から現場に邪魔的鎮座。漆施工中断、及び台風襲来に懲りて壁を造っておこうと思った次第。本施主施工…

薪ストーブ発注:軽トラクレーン本番

二回ぐらいの指摘だっただろうか。煙突部材の不足と説明について頂いたのは。 ここでお父さんは急に嫌気が出てきた。一つ一つの部材の価格は結構する。しかし、塩ビパイプとかとは違い現場調整が効かない。過不足があるとまた面倒が起きる。煙突だなんて未知…

薪ストーブ発注:煙突検討

ストーブ本体が決まっても、これ以上に大事な煙突も決めないといけない。ストーブ性能は煙突に掛かっており、製品寿命も一生ものだとの事らしい。 それほど大事な部材となれば、あまり迷う余地が無い。オールステンレスの断熱二重煙突だ。と言っても、メーカ…

薪ストーブ発注:若気の至り

そうは言ってもどれが良いのかは分からない。そこで、このドブレ製品の実物展示をしているという名古屋まで行く。確かりょうすけはまだ赤ん坊だっただろうかの頃。 最有力候補は760CBJという物。次点が700SL。補欠がヴィンテージ50。760CBJは、いか…

薪ストーブ発注:本体機種選定

探検さんご来訪を踏まえた前倒し発注のもう一つは薪ストーブ。 薪ストーブの機種確定をこの機に行った。元々の候補は三種類だったがいずれも同じメーカ、ドブレというベルギーの会社のものだ。 薪ストーブには大きく分けて鋳物製と鋼板製がある。きょうこか…

全面施主施工は一事業

それにしても、個人宅への長尺物や重量物の配送業者と言えばここ、という大手業者二社共に営業所止め条件にされた事がない。今回の配送業者もいつものこの大手企業。そこで営業所へ電話相談。営業所からそちらまでの新たな配送となり起票する事になるので、…

キッチン天板発注:木で行こう!

こうなると、残された案は「木」以外に思いつかない。水回りに木、という事で候補にも挙がらない案としていた。しかし、このままだと安心のステンレスで確定。それならばそれで、一応検討してみようかという心持ちで考えてみた。 すると、ふと思う事が出てき…

キッチン天板発注:材種検討

「猫に小判」「豚に真珠」「馬の耳に念仏」。”単純な”肉体労働を探検さんにしてもらうと、これらと「お父さんに最強の助っ人」が同義語になってしまう。そうはあってはならぬ、と十数日に渡り悩み続けて苦し紛れに出たのは重量物の搬入。お母さんとでは心許…