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家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

原木市にいざ出陣

一般個人が原木の直接買い付けなど出来るか否か。出来るんだな、これが。 原木を買われた個人の女性の方は、色々な方の協力を得ての事だったらしい。競り市の参加資格を持っておられる業者の方に落としてもらったのかもしれない。しかし、一般個人に開放して…

原木自己調達の検討

直径50cm~60cm、長さ1m、丸太のままで出来れば木元部、節有可。この見積に対して製材所社長は渋る。長さだ。原木1mだけだと、残り分を商品にしづらいと言う。お父さんはその主張をよく理解出来ず。4m材を使えば残り3m程。3m程の太い材なら商品になるで…

お宝発掘

ところで、タモ板反り止め蟻桟として使った材。お父さんはケヤキと思っていた。 無知者であっても、一見して杉や檜とは違う事が分かる。松とも違う事も何となく分かる。木造建物で硬い材と言えばカシもある。見た感じ、カシともちょいと違う。 高級さや意匠…

「鉋道」:再生・仕込試験結果

探検さんが板剥がし作業をされている時、お父さんも作業をしてますよっぽい風に映りそうな作業を探して行った、太鼓大引材製材。これに背割りをしてみて天然乾燥していた。 鉋再生が一先ず出来た事や他の作業の段取り上から、一本だけ仕上げて施工する事にす…

床組材は新築時のものか否か

探検さんが帰られる前、床捨て板剥がしにより露わになった床組について疑問を呈される。これは一度遣り換えているのではないか、と。 この家の決済手続き直後、すぐさま束の状態確認を行った。その際、問題無しとして終わっている。この家は70年程経ってもこ…

施主単独施工での長尺重量荷物配送

この天板の発注機会を伺っていたが、探検さんご来訪を機にする事に。 お目当ての接ぎ板業者は静岡県の会社。長尺重量物でそもそも運賃が掛かるのに何故こんな遠くか。掲載写真の接ぎ板が、本当に接ぎ板なのかと思うような継ぎ目が一目で分からないような物だ…

キッチン天板発注:先輩のお土産続編

天板材種が決まった後に訪れた長野の古民家先輩の現場。思わぬお土産話を幾つか貰ったが、現時点で良くも悪くも結果的に強烈になっているのは「漆」を建材として使うお話。先輩は断念されたのだが、一部かの床板に使用する事を検討されたらしい。漆と言えば…

キッチン天板発注:木で行こう!

こうなると、残された案は「木」以外に思いつかない。水回りに木、という事で候補にも挙がらない案としていた。しかし、このままだと安心のステンレスで確定。それならばそれで、一応検討してみようかという心持ちで考えてみた。 すると、ふと思う事が出てき…

キッチン天板発注:材種検討

「猫に小判」「豚に真珠」「馬の耳に念仏」。”単純な”肉体労働を探検さんにしてもらうと、これらと「お父さんに最強の助っ人」が同義語になってしまう。そうはあってはならぬ、と十数日に渡り悩み続けて苦し紛れに出たのは重量物の搬入。お母さんとでは心許…

玄人相手の商売人は要注意

平成24年の大卒初任給は凡そ20万円。お父さんの世代の生涯年収は2億円台前半。ちなみに、上の世代の平成バブル世代では3億円半ば近く。お父さんお母さんの親が属する団塊世代という、大東亜戦争敗戦直後のベビーブーム世代では4億円近くらしい。 この団塊世…

材木の等級

さて、この五本柱を建てる際に困った事がある。製材所の背割りの入れ方だ。 無垢の材木の購入、というのは実質初めて。一から勉強を要した。勿論インターネットで。しかし、書かれている事に相違が合ったりする。森林大国で古来から木によって建築物が造られ…

雇い実・込栓用材作り

遡って本格着工する前、ソーテーブルが出来上がって間もない頃。自己伐倒等をして薪にしていたシラカシとコナラを製材していた。目的は、もしかして必要になるかもしれないと考えていた「雇い実作り」。 必要だと判明した時ではなく備えとして作っておいた理…

小屋梁腕木支持施工計画と部材発注心得

引き続き、懸案事項の二階柱を建てる。次は、階段予定位置と絡む箇所。 ここは設計時には分からず二階造作解体で出てきた柱であり、階段動線上大いに邪魔だと判明。と言って前回の柱と状況が異なる。柱を乗せたい床梁と、柱で支えたい小屋梁がズレているのだ…

柱建て初施工 -1-

新柱の上の小屋梁、下の床梁それぞれにホゾ穴を設ける。床梁は角材で特段問題ない。松の小屋梁はそうではない。そのままでは柱と隙間が大きく開く。よって、柱との取り合い面を平らにするが、柱とピッタリにする為には結構削らないといけない。この改修工事…

ベルトサンダー仕上げ作業

「鉋道」はやはり険しそうだ、という感想だけを得た。鉋なんて必要ねぇよ、とベルトサンダーにて仕上げ作業を開始。 鉋と比べてベルトサンダーはストレスが少ない。 研削力が強くて、油断していると段差が出来てしまう。そうでなくとも重量バランスが悪いよ…

現し材の仕上げの初期方針

この家を施主施工するにあたって、幾つも「難関」と想定している作業や施工がある。その一つが、柱等の木材仕上げ作業。 本来は鉋だ。建築業界や現場に無知な人は「大工さん=鉋」と連想すると思う。それぐらい、大工仕事では最も代表的な手道具だと思う、昔…

新材を嬉しく思う

思いの外、埋め木施工が心情的に捗らない。なので、残っている二階捨て床兼一階天井板施工に変更。 しかし、二階のうねり梁の下に入れる柱がなかなか来ない。製材所にはとっくの昔に発注済。良かれと思って「出来次第納品」をとお願いしていた。が、どうも後…

資材保管場所改良

梅雨によるストレスが三つ。一つは、先述の柱材や床貼石の濡れや結露。 もう一つは、荒土プールにかけているブルーシートに溜まる水への対応。 以前にも少し書いたが、解体物置小屋の梁3本を支持材として細長い木をこれに渡し、ブルーシートを覆いかぶせてい…

待ちに待った初の貨幣発掘

荒土確保が道半ば。これにケリをつけたい。もうすぐ夏本格化。それまでに不足分も荒土プールに投入して発酵させておきたいのだ。天井施工が終わって次はこれに着手。 ターゲットは、小便器スペースになる奥玄関の水屋の一部壁。容量的には丁度良さそう。 こ…

木材調達先確保

木材の乾燥方法を自習していたおかげで、製材所社長との会話はスムーズだった。 この製材所では、低温乾燥と天乾の併用だそうだ。低温乾燥は45℃~50℃でおよそ10日前後~2週間程度。完全天乾の場合は半年程度。「納期が問題ないなら天乾がいいよ」と奨められ…

焦げた柱

建材の乾燥方法も色々ある。材木の乾燥もなかなか奥が深そうだ。この家に住む者として知っておいて損はない。 乾燥方法によって材木は、グリーン材、天然乾燥(天乾)材、そして人工乾燥(人乾)材とに分類される。 グリーン材。生材だ。丸太を製材して何の…

地域材製材所にアタック

川上業者の森林組合が空振り。そうなると川中業者か、と材木商を探す。材木商自体はそれなりに見つかる。但し、施主支給、と言うか一見個人客は相手にしない所があったりする。そうではない企業もあったが、洋材の取扱いのみだったり希望に適わない。もう少…

花粉症抜本対策

フローリング材の杉採用は価格面や断熱性だけでなく、日本の森林資源活用に繋がるのだ。もったいない、という意味合いが強いのだがもう一つ。お母さんが花粉症だからだ。 記憶が不確かだが、花粉症というものが世間で言われ出したのは昭和60年代だったような…

フローリング材種の選定

がっつり施主施工に向けての段取りを進めて行く。その一つ、懸案だった木材調達方法。 先の施主施工の際は、インターネットで木材類の入手方法は非常に限定的だった事を覚えている。ネット検索は電話帳代わりで、実際に材木屋に足を運んだ交渉をした。しかし…