家屋伝承

我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。

建材:木材

謎の木紛

改めて古色塗り直しをした数週間後。ある部位の孔から木粉が垂れ落ちている事を発見。場所は、リビングと薪ストーブスペースとの間、欄間垂れ壁上部にある曲り梁の中央上部付近。 この梁の樹種は、用途と形状からマツじゃないかと思っている。以前に書いた、…

配線計画が無い事のツケ

現場置き建材消費を進めて行く。目下の所、使い易くて邪魔なのは胴縁材。よし、壁を造ろう。そう思って始めたものの、合間作業としてはややこしい壁。 ダイニングとトイレを仕切る当壁の北側は、壁掛けテレビ設置予定箇所。電源供給と電波供給が必要。南側は…

横短材回転

はい、次。東半分側の腰壁の横材を入れる施工。こういう材の名称って何と言うのだろう。「腰壁天端材」でいいか。この材についても不甲斐なさに見舞われる。 柱は購入材を使用したが、当材は材確保から。どうにもこうにもストックに良材がもう無い。本当に良…

十字材回転

計画は出来た。いざ実行。毎度ながらの木材回転入れ。素直に普通にガツンと柱等を入れたい所、そうは問屋が卸さん改修工事。あれやこれや考えた挙句、当該箇所の東西を分ける柱は上部をホゾ、下部は雇実とした。 上部を中心として回転差しの上、最後に下部を…

社会の役割分担による専門化等の有難さ

この年、農家の方から罠にかかった猪肉を分けてもらう機会があった。きょうこは覚えているかもしれないな。 猪は、我が家でスーパーで買うレベルの普通豚と違う。噛み進めると口に入れた最初に感じた調味料の味の向こうに、これが肉だと感じる味がやって来る…

チムニー施工着工

そんな我が家の薪ストーブ施工事情。平成28年のシーズン開始頃には設置出来ているかも、と年初では思っていた。真夏でも無ければ真冬でもなく、秋の気候が良い頃に屋根上に昇って施工しよう、なんて。まぁ、見事に外れ。廻りのユーザーの方は10月に稼働させ…

棚式簡易漆室造作

この床板漆塗り施工。長尺材の塗装作業の場所としてはどう考えても無理がある。埃が舞う事が一つ。だが、これは無視する。将来の施工後塗り直しでも条件はどうせ同じだし。問題は硬化の為の置き方法だ。理想としては、一枚一枚をバラで立て掛けて置いておけ…

床板馬鹿塗り

いよいよ床板への漆塗布。ここに至る迄は長く、ここからもまた長い。 まずは、木地へのヤスリ掛け。埋め木の平準も兼ねているので、強力なベルトサンダーを用いての120番と240番の二度掛け。ただただ掛けていく。ただただ。これだけで三人工弱は掛かっただろ…

板からの学び

時は少し遡りまだ精根尽きる前。母屋一階床板の追加発注分が納品される。 節にあまり悩まされたく無い。節を無視して塗ると、そこに漆が溜まってしまうと固まる迄に相当時間を要する。はたまた固まらず。キッチン天板下地塗りでこそぎ取った未硬化漆を、塊状…

気持ち抜き施工

さて、そんな貴重な薄板材が複数枚必要な箇所の施工、それは外壁。目下の所はキッチン新設壁の外側。 先に書いた通り、板材に関しては新たに購入するしかないと設計当初時には考えていた。しかしその後、現在は解体資材保管小屋、将来は物干し置き場予定地に…

施主設計、施主施工、施主調達

お母さんは、会社では営業という最前線の部署にて働いている。現場に行って稼いでくる部門だな。軍隊でいう所、歩兵師団だな。機甲師団やら空挺部隊やらもあるが、歩兵だな。陸上自衛隊で言うなら普通科小銃小隊が相当するのかな。その隊員の方だとどうか分…

記憶の喪失の中にあった素朴な不思議

はい、天板は設置されました。はい、巾木の漆は硬化しています。ではドッキング、とはいかないワンパターン。壁と天板の取り合いで北側は新設壁、とうに完成している。では、東側と西側はと言うとそもそも壁がまだ無い。はぁ、めんどくさっ。 と思った事は覚…

天板巾木を作る

隙間を錆漆にしようが、天板設置基準をどこに置こうが、巾木材自体の施工法は壁面への後付けしか考えられなかった。 天板設置前に巾木が付いていると、天板を斜めにしながら行う設置作業が不可能だった。天板を嵌め込めないか、巾木が天板から破壊の上で外れ…

ある種の仕事で仕込みは時間が掛かる事を理解出来るのはその同種の本職ぐらいで他種の本職は忘れがち

さぁ、キッチン天板を本設置するぞ。とはまだ行かない準備準備の日々。 同天板は壁と取り合う。壁は真壁。柱面よりも壁面が凹んでいるわけだ。この取り合いをどうするか二通り考えた。一つは柱面基準法。これだと壁と天板の間は木で細工して埋める。もう一つ…

連敗続き

キッチン架台の組立。ただただ組立。架台は三台に分けて組立てた。 理由を書いておくと、一人では持てないから。そして、二人でも持てないから。持ち運ぶ前提で設計製作していない。両端を二人で持つと、力持ちであっても壊れるように作られている。三台分割…

よだんだよ

壁も床も完成していない工程にて、何故に接ぎ板作りという木工的作業をしているか。りょうすけは無理だと思うが、きょうこなら覚えているかもしれない。忘れていても推察出来るかもな。答えは、キッチン架台製作の為だ。この頃のキッチン天板は簡易足にて宙…

ドラえもん待ち

大枚はたいて購入した自動カンナ。仔細は触れないとしたが少し触れる。 この機械に木材を挿入すると、その材が流れていって削られて出てくる。材を流すのは、材の通り道の上方に付けられた二本のローラーによる。このローラーで材を強く抑えつけ回転、同じく…

もう施主施工なんてしない

床材寸法切りの流れで加工を継続。床材問題の大きな懸案がまだある。例の如くの漆塗り。時は盛夏。早くしないと漆塗布期が過ぎる、とは漆の作業条件と硬化条件は別物とはまだ気が付いてなかった頃の話。焦り気味で加工を実施。この床板加工は、埋め木作りか…

美しさも金次第

ようやく精度はイマイチ品ながらも埋め木作り終了。いざ埋めてみる。 まずは死節や抜節部を特定。 座ぐりする。 埋め木にボンドを付けてはめ込む。 そして奥まで叩き入れ、その後にヤスリ掛け。 至って簡単。と思いきや案外そうでも無い。そこそここれまた悪…

中学生日記

お父さんは中学生の頃、漠然と進路に大学を置いていた。周囲の仲良い友人達は就職か専門学校か、と言う中では少数派だった。 大学なんて無駄と当時は言っていた理不尽さ溢れるお父さんの父親との確執が高まる中、それでも逃避行せずにグレ切らずにおれたのは…

「Senzo blog」

で、残念ながら後悔が発生。覚悟はしていても実際に起こると嫌なもんだ。 埋め木を作る。そう思うに至ったにしてもどう作るのか。製品の埋め木は、丸い形に対して木目が同心になっている。枝から作られているようだ。その意義は、枝の活用と言うよりも見た目…

価格の不明示

すだれ張りに決定した事から材の必要寸法が見えてきた。最長は3.95m、最短は0.07m。そしてその他複数種。こうなると、節を避けた材料取りが出来る箇所と出来ない箇所が生まれる。最短材等は容易に節を避けられるのに、わざわざ節入り材にしようとは思えな…

後は俺に任せろ

本命なのは定尺か。そもそも定尺で考えていたし。設計図も定尺張りで書いてるし。 2m材の一般サイズの定尺にしなかったのは割安になるから。根太問題があるので、長尺材の方がそれを抑えられるのではないかとも。そして、幅広い上に長尺というのはそんじょそ…

フローリング材の張り方検討

床板割付図の作成着手。この手の事は極力避けたかった。漆塗布までに時間が無いから、では無い。まだまだ先の施工の事を、この機会に決定してしまうからだ。 まだまだ先となる床板施工経験値が一定以上あれば、現時点で計画を立ててもその通り出来るだろう。…

床板等級大混乱

特一等材の思惑外れ。荷揚げ後の母屋二階にて、節の多い材を見て流石に立ち尽くすお父さんとお母さん。どうしたもんか考えるも解は出そうに無い。荷揚げ時に見た限り、節具合にはかなりバラつきがあった。現状把握して選り分けてみようか。 重量は10kg強程度…

ボタンの掛け違い

が、今回ばかりは黙ってはおれない。しかし、内容からしてやはり無知が故の可能性が高い。という事で原則を守って勢いでは言わない。やんわりクレーム、或いは感情含みの質問。「この節処理具合はいかがなものなのでしょうか。」ってな具合。 製材所の方は逆…

値切らないという選択

床材荷揚げの際、一枚一枚細かく見る事が出来なかった。揚げてから何枚か見てみる。 「鼻落ち」がある。 鼻落ちとは、写真にある通りの段差。表面を削る機械に材を通した際に起こってしまう。これは機械の構造上の問題があるので、納品前から大目に見るつも…

特一等床材へのお父さんの思惑

母屋一階にて苦行の漆作業をしている頃、母屋二階にてやはり苦行の漆関連作業を並行。床漆の木地であるフローリング材加工だ。その苦行の前、まずは手始めに苦悩がやって来た。 注文材は特一等。無等級の一つ上か。平成の昨今、この節だらけの特一等材は需要…

アイロン工具の習得

一回目捨て塗りを表面だけで終わらせたのには理由がある。キッチン天板の一部が反っている事に気付いたからだ。 箇所はL字型の短尺端部。ここは反り止め桟から距離がある。桟を入れた際には反ってなかったような気がする。梅雨目前の頃、土壁の家屋だろうが…

先送り

国家の問題の前にまずは自宅の問題。だけども棚作りは先送り。これがお父さんの現実。 目先の問題は、塗布作業をどこでするか。 という事で、候補の一つは接道に近いシャッターガレージ内。二人がこれを読む頃には無くなっている予定の建造物。ここなら4m材…